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澄風(ちょうふう)やまぶき園広報誌

やまぶき園の広報誌です。
園の行事、イベントなどの様子やスタッフコラムを更新していきます。
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開園20周年を迎えて思うこと(副施設長 近藤薫)

2019-03-17
カテゴリ:澄風58号

 昨年でやまぶき園はお陰様をもちまして20周年を迎え、1118日に体育館を会場にして記念パーティーが開催されました。無事に20周年を迎えることが出来たのはひとえに、やまぶき園の取り組みに対してご理解いただき、支えて下さっている方々のお蔭と心より感謝いたしております。

 思い起こせば30数年前、私は体育の教員をめざし千葉に来ました。残念ながらそれをかなえることは出来ませんでしたが、大学のゼミを通して障がい者の方の入所施設でボランティアをする機会があり、それがきっかけで現在の仕事につきました。当時、教員として故郷に帰って来ることを恐らく期待していたであろう母からは『自分で決めた道なら、その事を一生かけてしっかりやりなさい』と言われたことを今でも覚えています。そして現在の法人に就職し、やまぶき園に配属となり20年がたちました。就職した当時、県の行事で出かけた際に、学生時代にボランティアをしていた施設の利用者の方に声を掛けられることがありました。再会にはかなりの時間が経過していましたが、私のことを覚えていてくれたことがとても嬉しかったことを思い出します。また、やまぶき園開園当初は、利用者も職員も初めて出会い、最初の一歩をそこから踏み出すということで、色々なことがありました。勤務を定時で上がることができない日々もありましたが、そのことにさえやりがいを感じながら仕事をしていたとても充実した日々でした。そんなことをこの20周年を機に思い返えしています。これからも日常のちょっとした喜びや感動を積み重ねながら、この仕事を続けて行きたいと思います。

今後25周年、30周年と経過する中、利用者の方、そして職員が共に活き活きと生活や活動、支援ができ、保護者の方が安心して任せられる、そんなやまぶき園を『オールやまぶき』で築いていければと思っています。

20周年を祝う会が開かれました(支援員)

2019-03-17
カテゴリ:澄風58号

さる平成30年11月18日の日曜日に、当園体育館にて、やまぶき園創立20周年を祝う会が開かれました。10年前に行われた記念式典では、行政や各団体の方々もお招きして盛大に執り行われたのですが、今回は利用者と保護者、職員、日ごろお世話になっているボランティアの皆さんで、ささやかに20周年の節目をお祝いする会となりました。

ささやかとはいえ参加者は約200名。体育館に真っ白なクロスを敷いたテーブルとイスがずらりと並びました。館内の左壁面には手作りのきれいな装飾が施された利用者さんの日常や笑顔の写真が配され、右には、“「朝リッチ食」のお知らせイラストギャラリー”を配置。また日中活動で製作している商品も展示しました。

まず式典が始まると、いつもと違った凛とした雰囲気が流れました。普段からお世話になっているボランティアの方々にわずかとはいえ感謝の気持ちを表したく、感謝状と記念品を贈呈。また保護者会からは記念品として、園に掛け時計とタープテントを頂きました(ちなみにこのテントは、祝う会を先だつ事1か月前に開催された、やまぶき祭で既に使用させて頂きました)。

続いてお楽しみの会食。ふだんよりほんの少しだけ豪華なお弁当とデザート、いつもはそんなに食べることはないお菓子を頂きました。

余興もありました。まずはダンスです。リズムに乗って体を動かす事の大好きな利用者さん有志と当園の管理栄養士が、何日も前から練習をしてきたものを、ボランティアのダンスチーム「ポロヴィーナ」の皆さんと一緒に披露しました。

次に20年間の写真をスライドショーにしたDVD上映会を行いました。20年前の利用者、職員、今となっては懐かしい顔や思い出の数々が、音楽にのって次々に映し出され、目頭を押さえる参加者もちらほら…。

そんな20周年を祝う会でした。利用者さんにしてみれば、普段と違った雰囲気の中で、保護者の方々や利用者さん達とおいしいお弁当やお菓子を食べ、催し物を楽しみ、楽しい時を過ごせたのではないでしょうか。私ども職員も、保護者やボランティアの方々と普段持てない時間を持つ事ができ、とても有意義だったと思います。

 

ボランティアや地域の皆様、行政の皆様をはじめとするやまぶき園に関係する全ての皆様には、20年間の長きにわたりやまぶき園をお引き立て下さり、誠にありがとうございました。私ども職員はこれからも、利用者の皆さんのより良い生活を支えていきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

栄養士としての取り組み②(管理栄養士)

2019-03-17
カテゴリ:澄風58号

やまぶき園の職員会議にて、研修として職員が以下のことを実際に行なってみました。

①上を向いて水を飲ませてもらう。

②上唇を指で持ち上げてコップに上唇がつかないように水を飲む。

③ひき肉の入ったスープを舌や歯を使わずに一気に飲む。

結果、「むせる・こぼす・気管に入る・怖かった」のどれかしらの状態になりました。

 

①の解説です。上を向くことは気道を確保していることなので、食道ではなく気管に入りや   すい状態です。したがって、水分提供はあごを引いた状態でコップを傾けて行うべきです。

  ②の状態です。上唇には温度や量を味覚する神経が多いです。飲む前に上唇を濡らして知覚させると、飲む人が口に入ってくる分量や温度がわかるので、怖い思いなく飲むことができます。

 ③の解説です。ひき肉とスープの喉を通る時間が数秒違う為、水よりも遅く通過するひき肉が気管に入りやすいのです。麻痺のある方や高齢者は口蓋の反応が悪いので、水のように早く通過する物性の食べ物は誤嚥しやすいことがわかると思います。

 

これらの研修を通じて、やまぶき園では飲み物の提供や投薬の方法が変わっていきました。

現在は投薬用にトロミ剤と水で作ったトロミ水を用意しています。薬や水が上手に飲めない人は、トロミ水を使って薬をこぼさず飲める様になりました。

 麻痺や高齢者の方は水がのどをゆっくり通過出来るようにトロミ剤が必要なことがわかったのですが、実際は飲みがわるい場合がありました。原因は、トロミ剤の不味さです。試行錯誤をした結果、砂糖を使うと飲みやすいことがわかり、飲み物でトロミ剤を使用する時に実践しています。

 

そして、誤嚥の心配がある人のパターンは大きく分けると

①認知期(口に入れる適量や固さ、温度等の認識)ができない人・苦手な人

②準備期(咀嚼・補食・食塊)ができない人・苦手な人

③口腔期(食塊をのどの奥へ送り込むこと)ができない人・苦手な人

④咽頭期(食塊を咽頭から食道へ送ること)ができない人・苦手な人

※食塊…食べ物を口に入れて噛み砕き、唾液と混ざった飲み込む前の塊(かたまり)のこと

と分類してます。①と②の方は、1.52cm球状で誤嚥しやすいことがわかってきました。

給食で提供している大きめのりんごより、小さくカットされたコンビニの一口サイズのりんごで誤嚥するケースが多かったからです。現在ではスライスするか、1cm以下の大きさに刻むか、柔らかく煮て提供するようにしています。

クリスマス会について(支援員)

2019-03-17
カテゴリ:澄風58号

毎年12月になると、やまぶき園では体育館を装飾し、利用者の皆さんや職員もちょっとだけおめかしをしてクリスマス会を行います。

いつもより豪勢なお料理と、美味しいケーキなどをみんなで楽しみます。開所して20年も経つと、安全に食事をすることに注意が必要になってきた利用者の方もいて、気を付けなくてはいけないことも沢山でてきました。

今年度は、以前やまぶき園で勤務していた元職員がお仲間と歌を歌いに来てくれたので、利用者の皆さんや職員も大いに盛り上がりました。来年以降も毎年参加してもらえると、皆さんも嬉しいのではないでしょうか。

行事係では、普段と違った雰囲気の中で季節の変化を感じられて、非日常を体験し楽しめる様なクリスマス会をこれからも催していきたいと思っています。

バス旅行について(支援員)

2019-03-17
カテゴリ:澄風58号

毎年4グループに分かれて行くバス旅行。

今年度は、春に茨城県でボリューム満点のお魚料理と、ひたち海浜公園で季節の花を愛でながら歩いて自然を満喫しました。秋には茨城県那珂湊のお魚市場で海鮮丼とめんたいパークで工場見学。海鮮丼を食べたばかりなのに、めんたいおにぎりやめんたいソフトクリームを食べて明太子の美味しさに舌鼓をうちました。皆さんが日常生活を離れて楽しむことが出来たバス旅行でした。

「さあ、次はどこへ行こうか…」と悩みに悩むこの企画。企画を立てるのも大変ですが、利用者の方達の満足そうな笑顔を見ることが私たちの活力になっています。

 「さあ、ホンキで次の企画を立てなければ…。間に合わない…。」

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