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澄風(ちょうふう)やまぶき園広報誌

やまぶき園の広報誌です。
園の行事、イベントなどの様子やスタッフコラムを更新していきます。
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コロナ禍の生活の中で(園長 近藤 薫)

2020-11-14
カテゴリ:澄風60号
 日頃より、当法人の運営につきまして、皆様には、温かいご支援とご協力を賜り、誠にありがとうございます。心より感謝申し上げます。また、コロナ禍で不安を抱えながらも感染予防に努めて日々お過ごしのことと思います。
 さて、新型コロナウィルスについては、緊急事態宣言後いったん減少したものの、宣言の解除後より増加し、ここにきて全国的に増えている傾向にあります。このような状況もあり、やまぶき園で一番大きな行事の秋祭り『やまぶき祭』については通常の開催は中止とさせていただき、利用者の方と職員だけでの園内行事に縮小して10月16日に開催いたしました。
 前日は雨模様でしたが、当日は天候にも恵まれ、気持ちのいい秋風の中、久しぶりの行事に、準備に当たる職員にも笑顔が見られました。利用者の皆さんも祭り半纏をはおり、久しぶりのイベントに、うれしそうな表情でスタートを待っていました。密を避けるため、4つのグループに分け、時間差で模擬店での食事やゲームコーナー、映画上映コーナーを楽しんでもらいました。例年の大勢の人の賑わいの中での祭りとは異なり、食事やゲーム、祭りの雰囲気を利用者さんと職員がゆっくりコミュニケーションを取りながら楽しめるイベントとなり、このコロナ禍の中でも、いい時間を過ごすことができたと感じています。
 これからはインフルエンザも流行する時期となります。コロナ感染予防については気を緩めることなく継続し、利用者の皆さん、職員、やまぶき園にかかわる皆さんの生活がコロナ禍の中でも保っていけるよう努めていきたいと思います。

コロナ禍の健康管理について(健康管理委員会)

2020-11-14
カテゴリ:澄風60号
 3月下旬に県内の他施設でクラスターが発生し、4月初旬に政府から緊急事態宣言が発令されました。海外での都市封鎖の報道もありましたが、まだまだどこか他人事の様な感じがある中、4月中旬にやまぶき園でも2名の熱発者が出ました。PCR検査の結果は陰性でしたが、一気に新型コロナウイルスへの大きな不安感が職員間で広がったことを鮮明に覚えています。
 新型コロナウイルス感染者が出た場合は、保健所の助言に従うことになりますが、健康管理委員会では感染疑いの段階での支援方法の検討を行いました。そして、感染者数によって隔離場所の変更(最悪の場合は体育館)、職員の待機場所の確保、感染エリアと非感染エリアの区別の検討も行いました。また、今まで定期的に納品されていた感染対策予防物品(マスク・手袋・予防着)の納入の見通しが全く立たなくなった時期があります。まず在庫確認を徹底し、状況や場面に応じた適切な使用の周知を図り、ゴミ袋で予防ガウン着を作成するなど、コロナウイルス対処時に備えました。11月現在は納品価格の高騰はあるものの、ある程度の納品の見通しが立っている状態です。
 保護者の方からも不足物品の寄付や励ましの言葉などを頂いております。これからも気を緩めることなく、世界中を一変させた新型コロナウイルスという大きな壁に、利用者・職員の健康と安全を守りぬくという使命感を持って立ち向かっていく所存です。

免疫力の話(管理栄養士)

2020-11-14
カテゴリ:澄風60号
 先日、ある有名な栄養士の先生からコロナウイルスの予防と治療に油のオメガ3を摂取すると良いことを学びました。実際にその病院ではコロナ患者さんにオメガ3を含む栄養補助食品を食事で提供しているそうです。オメガ3は、今流行りのえごま油、アマニ油、青魚などに含まれていて抗炎症作用があります。成人で1日2gぐらい食べると良いそうです。しかしながら感染症予防で一番大事なことはバランスの良い食事を食べてもらうことだと思っています。過不足ない栄養を絶え間なく体に補給してあげることで、免疫力の低下を防ぐことにつながっていると考えます。やまぶき園の利用者さんは免疫力を上げることが難しいので、免疫力を下げないようにすることが重要ではないかと考えます。今後も毎日毎食の食事を大切に作っていきたいと思っています。

何かを生み出すエネルギー(生活介護推進員)

2020-11-14
カテゴリ:澄風60号
 例えば、誰かのために料理を作ること、オリジナルの曲を作ること。
 「何かを生み出す」という行動には大変なエネルギーを要します。
 当園が行なっている活動では利用者さんの手によって日々何かが生み出されています。
 一例としては手編みのマフラーや手提げバック、ブレスレットや紙漉きでのメモ帳、室内用の草履等様々なものがあります。
 季節に沿った園内の装飾品や園内行事の装飾を創作する方もおり、生み出すものは様々ですが、全ての利用者さんに共通していることは、「エネルギーに満ち溢れている」ということ。職員も驚くような集中力で黙々と作品を作り上げていきます。
 ふと、ある利用者の方に「ずっと集中していて疲れませんか?」と尋ねたことがあります。するとその方は、「私がやりたい事だから楽しいし、出来ていくのが見ていて楽しい」自分がやりたいからこそ意欲が湧き、そこから生まれるエネルギー。
 日々行なう活動だからこそ、それぞれ一人一人の意思に沿った取り組みを提供していかなければならないと思います。
 さぁ果たして今後はどのようなものが生み出されていくのでしょうか。

やまぶき祭(広報係)

2020-11-14
カテゴリ:澄風60号
 10月16日(金)に利用者と職員だけの小さなやまぶき祭を行いました。
 普段は職員が法被を着用しますが、今年は利用者の方が法被を着て、お祭り気分を味わいました。
 天気も良く、利用者の皆さんの良い笑顔がたくさん撮れました。
 
 来年度こそは、地域の方達と一緒にやまぶき祭を楽しみたいと思います。
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TEL. 047-443-3331
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